まとまった時間が取れてもいざ何かを行動しようと思った時に、それについて正しい知識や始める準備をしていないと、返って手間がかかってしまうことがあります。
それお部屋の片付けにも当てはまり、前準備や段取りをしていないことで、余計に時間がかかり、時間内に終わらないと、せっかく上がったモチベーションを下げてしまうこともなります。
できれば一度やる気になった片付けを早く終わらせて、自分の本当にやりたいことに時間を使いたいですよね。
今回はそんな片付け前に、必ずしておきたい重要だけど簡単な前準備の方法について、詳しく紹介していきます。
大掃除や引っ越しに応用ができるので、ぜひチェックしてから片付けを始めましょう。
部屋の片付けに必要な道具を用意しよう

スムーズに片付けを始めるにはまず、片付けに必要なものをリスト化して、揃えておくことが片付けを効率よく進めるには一番重要といっても過言ではありません。
そして、何から片付けていくかを決めておくだけで、無駄な時間を省けることができ時短にも繋がります。
部屋の片付けには以下の物が必要になります。
・ゴミ袋
・雑巾
・掃除用洗剤
・バケツ
・掃除機
・ダンボール(2つ以上)
・ガムテープ
・マスク、軍手
・荷造り紐、はさみ
・油性ペン
片づけに準備しておくと便利なものですが、特にあると便利なのはダンボールです。
片付けにはテンポが大切ですが、中には使っていないけど処分するにはもったいない物など判断に迷うものもあり、一度手が止まるとスムーズに行っていた片づけの流れも止まってしまいます。
リサイクルに回すものや判断に迷うものは、ダンボールに「リサイクル」「保留」などを記載して後回しにするのも作業が進むポイントになります。
また、雑巾やバケツなどは片付けには必要ないと思いがちですが、片付けは掃除と一緒に進めることで、一層進み具合が変わってきます。
押入れの奥にしまっていたものが汚れていたりした時にも、さっと拭くことができるので、用意しておくことをおすすめします。
使っていないものにはホコリが溜まりやすいので、マスクや手袋なども用意しておくと安心ですね。
意外な落とし穴!前準備に収納グッズはいらない
部屋の片付けをしようとした時に、前もって収納グッズを買ってしまう人がいますが、意外にも片付けで処分する物の中でも多いのが収納グッズなのを知っていますか?
片付けられない人は、「物を手放す」代わりに「物をしまう」クセがついているので、こういった収納グッズを多く持っています。
しかし、モノを隠すこともできる収納グッズは便利に見えますが中身が見えにくく、何が入っているのかがわかりずらいため、日常で使い勝手はよくありません。
また、面白いことに空っぽの箱があると「その空間を物でいっぱいにしたい」という心理が働き、どんどん物を詰め込んでしまうのです。
片付けが苦手な人には特に、収納グッズを減らすことを意識して、モノの数を一目でわかるようにしておくことが、リバウンドしにくい部屋を作るポイントになります。
片付け準備!分別方法やゴミの日をチェック
片付け用意しておくと便利な道具についてみていきましたが、道具の他にも必ず確認しておきたいポイントがあるのをご存知ですか?
それは日常で当たり前に確認していることなんですが、片付けになると、めったに捨てないものを手放すことにもなるため、以外と手間がかかる作業なんです。
その大事な事前確認はこちらの2つです。
・ゴミの分別方法
・ゴミの分別日
まず、片付けをスローダウンしてしまう原因のひとつに、「分別方法がわからない」ことがあげられます。
分別に困ってしまうモノのほとんどは大型の家具や家電などの製品が多く、処分の仕方がわからないので、長く使っていない物でも捨てるのを後回しにしてしまいがちです。
しかし、前もって分別方法をや処分の仕方を知っていれば、悩む必要はありません。
すぐに確認できるように、住んでいる地域のゴミ分別表をすぐチェックできるようにしておくことで片づけの時間短縮になるでしょう。
もうひとつはゴミの分別日を意識して片付けをすることです。
可燃・不燃ゴミやビン・缶などは最低でも週に一回のペースで出すことができますが、ダンボールや新聞紙、衣類や粗大ゴミなどは月に一度しか回収日がない物もあります。
せっかく片付けても回収日が過ぎてしまい、また何週間も家に置いておくのはなんだかスッキリしないので、ゴミ回収日を意識して片付けするのも重要です。
部屋が片付いても、住んでいると自然と物は増えてしまうものなので、家の中の分別チェックの習慣をつけるようにしましょう。
また、古くても使えるものに関しては、リサイクルセンターなどに回収をお願いしたり、中古品の買取業者などを探してみるのもいいでしょう。
捨てるはずのものが誰かに使ってもらうだけではなく、高値で買い取ってもらえることもあるかもしれません。
大型家具などは、地域によっては粗大ゴミ回収が有料になる場所もあるので、お住いの地域の分別ゴミの情報やリサイクルの方法なども調べてみるといいでしょう。
まとめ
片付け前の準備のポイントについてみていきましたがいかがでしたか?
当たり前のようで、いざやろうとした時に「分別ゴミの日が昨日だった」「ゴミ袋を用意していなかった」などの失敗をしてしまうと、何日も捨てたゴミを家に置いておかなければならなかったりします。
おかしな話ですが、今まで生活必需品のように置かれていた物が、ゴミ袋に入れられた瞬間に不用品という扱いになり、できるだけ早く外に持ち出したいという心理が働きます。
実際に段ボールなどの月に一度の回収日を確認せずに、ほぼ1ヶ月家の中で置きっ放しにしてしまった失敗談から、今ではゴミ回収日の前の日に身の回りのチェックをする習慣がついた私です。
できれば、処分したものは後日2〜3日のうちにゴミ回収業者に引き取ってもらうのがベストでしょう。
片付けを気持ちよく終わらすためには、片付けの準備をとにかく完璧にしておくことが、今後の片付けも楽しくなる秘訣になるでしょう。
数ヶ月に一度1日かけて行うより、一日5分の整理整頓で住み心地の良い空間作りを指定いきましょう。