「散らかった部屋をとにかく片付けたい!」
頭ではそう思っていても、忙しい毎日の中で片付けを後回しにして、気がついたらとんでもないことになってた、なんていう経験をしたことはありませんか?
どうしても面倒な気持ちが優先されてしまい、ちょっとした片付けを後回しにしていることで、余計に手間を増やしてしまう経験がある人は、汚部屋住民予備軍になっている可能性があります。
そんな「片付けられないマインド」を持った人には共通する考え方や行動のクセがあるのを知っていますか?
今回は片付けられない人にありがちな考え方と、片付けのやる気をアップするコツについてみていきましょう。
片付けられないマインドから片付けられるマインドに切り替えて、日々の生活に役立てていきましょう。
Contents
汚部屋住民にありがちな考え方とは?

何度も片付けをして綺麗にするも、すぐに部屋が散らかってしまう人には、ある共通の習慣や考え方があります。
メインとしてあげられる3つは下の通りになります。
・ストレスを溜めがち
・面倒なことを後回しにする
・自分に自信がない
※ここでは、仕事などが忙しいことが理由で片付けができない人ではなく、根本的に「片付けが苦手な人」にありがちな考え方を紹介していきます。
ストレスを溜めがち
汚部屋住民に共通することといえば、日常のストレスを買い物によって発散していることが深く関係しています。
仕事で頑張ったから、苦手な人付き合いを頑張ったからなどと、理由をつけては自分にご褒美をあげるために買い物をします。
素敵な洋服などを見つけては、その場の勢いで衝動買いをするものの、買ったことに満足していつまでたっても袋のまま放置している物もあるでしょう。
ストレスが溜まっていることかが、片付けに必要な判断力も鈍らせてしまうことにもなります。
面倒なことを後回しにする
片付けられない人の特徴として、めんどくさがりな性格の人も多く、自分が興味のないことに対して後回しにしがちです。
行動に移すまでに時間がかかる、使った物を置きっぱなしにするなどの生活習慣が、日々のちょっとした片づけさえも後回しにしています。
後回しにして、何ヶ月も放置した後、散らかり具合に限界がきたら一気に片付けようとするので、片付いた部屋を維持することができません。
「後でまとめて片付けよう」は、返って手間と時間がかかります。
自分に自信がない
また、自分に自信がない人も片付けられない人の特徴に多く当てはまります。
自分に足りないものを身の回りの服や物で補おうとするあまり、気がつけば家の中は、物に占領されているなんてこともあるでしょう。
自分に足りない部分よりも自分が持っている部分にフォーカスしていくことで、所有する物の数にも変化が現れるでしょう。
片付けのやる気をアップするコツ

片付けを行うにあたり、「片付けたい」という強い気持ちはとても大切になります。
しかし、初めは部屋を綺麗にしたい気持ちはあっても、片付けを始めてみると、予想以上に時間がかかったり、何を片付ければいいのかがわからなくなってしまい、せっかくのやる気もなくなってしまう恐れがあります。
これは片付けられない人が途中で必ず陥ってしまうトラップのようで、大体の人は、想像以上のモノの多さに圧倒されてそこで片付けの手を止めてしまうのです。
しかし、少しでも片付けたい気持ちがあれば、そのモチベーションは下げずに維持したいですよね。
ここでは片付けのやる気が下がってしまいそうになった時の、気分を変えてやる気をアップさせるコツを4つ紹介します。
音楽や香りで気分を変える
片付けたいと思っても簡単にやる気が起きない。そんな時には気持ちより気分を変えることから始めてみましょう。
中でも香り(嗅覚)や音楽(聴覚)は「五感を刺激」することで、気持ちを切り替えることができます。
部屋の消臭にも使えるラベンダーの香りや、気分転換や殺菌効果のあるペパーミントやティーツリーなど、天然のアロマオイルは、片付け後の掃除にも使うことができます。
また、片付けにリズム感もとても大切で、好きな音楽やリズム感のあるアップテンポの曲をかけることで、作業もはかどるでしょう。
片付け前の写真を撮る
片付けもある程度終わりに近づけば頑張れるかもしれませんが、片付け始めると物を掘り起こす作業からさらに物が散乱して、やる気が削がれてしまうこともあります。
そんな時に、大事なのは「片付けが進んでいる実感」を知ることがモチベーションを上げてくれます。
では、どうモチベーションを上げるのかというと、片付け前の散らかった部屋の写真を撮って置くことがポイントです。
片付けに飽きた時などに写真を見ることによって、最初よりも片付けが進んでいることが明確になり、「もう少し頑張ろう」と気持ちを切り替えることができるでしょう。
自分のなりたい生活をイメージする
やる気を持続させるためには、片付けをする前に「自分が住みたい部屋」をイメージすることも、とても重要なポイントです。
例えば英語を習得する時に、ただ勉強をするより”海外旅行先のレストランで英語で頼みたい”という目的がある方がやる気が持続することができるんです。
片付いた部屋でどんな時間を過ごしたいかを具体的に考えて書き出すことで、片付けへのモチベーションもアップします。
さらに、自分が好きな部屋のイメージを決めておくことによって、テイストの違う服や雑貨などを手放す決断もつきやすいのです。
同じテイストのモノで合わせれば、多少物が多くても、統一感が出てスッキリ見えやすくなります。
家に人を招く約束をする
人を自分の家に招く約束をしてしまうと、確実な期日ができて「やらなきゃいけない」という考え方になります。
全ての部屋が綺麗になるとは限りませんが、人を招くリビングや玄関などの数カ所を片づけることで、「自分でもやればできる」という自信がつながります。
少し強引ですが、どうしても片付けることが億劫になってしまう人には、ぜひ友達などを誘ってみましょう。
家族や同居人がいる場合は、一緒に片付けを手伝ってくれるかもしれません。
まとめ
汚部屋住民にありがちな考え方と、片づけのやる気をアップするコツについて紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
誰でも片付けに対して、面倒な気持ちや、後回しにしたい気持ちがあるのは当然でしょうが、毎日の生活の中で一日数分でも片付けタイムを作ることで、気持ちの良い毎日を過ごせるかもしれません。
「自分の片付けに対しての考え方は何かな?」と自分の片付けマインドを知ると、自分自身を見つめるきっかけにもなります。
最近、自分のことに疎かになっているなと感じたら、ぜひ自分と向き合ってみてくださいね。
今回紹介したやる気をアップする方法は、簡単に実践することができるので、汚部屋を脱出したい人はぜひ試してくださいね。